3月29日~31日の3日間 三郷市文化会館を会場に新人研修会が実施されました。
新人研修会は、これから舞台という特殊な環境で働くための基礎知識と基礎技術を学ぶ事が目的の一つではありますが、それ以上に同期入社という仲間意識を高めコミュニケーションの充実を図る事が大きな目的となっています。
カリキュラムは、舞台人としての心構えから始まり安全な作業の意識付け、舞台の構造や専門用語の解説、使用工具の説明など基礎を徹底的に教えます。
さらに実技では、平台や所作台の持ち方や運び方を始めとしてひな壇の組み方や基礎的なロープワークも全員が学びます。
昨年、入社した先輩社員も復習としてやってみると「あれ?昨年やったけど忘れてる?」なんてことも。
各職種に分かれての実技研修も行われます。舞台さんは、パネル作りを体験。のこぎりを使うのは初めてじゃないよね?釘は打てる?手を打たないように注意して!
照明さんは、長い竿(介錯棒)で照明器具の操作を実践。竿を持ち上げるのもコツがあります。今年は何とかみんな持ち上げる事ができました。さて操作はできるのか・・・?
音響さんは、システムを勉強してステージ周りの仕事を学び実践します。音響卓の操作はもう少し先になるかな。まずは、しっかりとステージでの作業が基本です。
三郷市文化会館は、機材センターがすぐ近くなので職種ごとに機材センターまで歩いて見学に行きます。今年は、桜が咲き始めていてちょうど良い散歩になりました。
2日目の夜には、参加している新入社員と講師をしている先輩社員、アシスタントの先輩社員も含め40人近い人数で懇親会も行われました。よりいっそうコミュニケーションが深まるひと時です。
初日には、かなり緊張していた新入社員も3日目を終えた時はかなりリラックスできて和やかな同期のチームワークが出来上がっておりました。
今年の参加者は、来年先輩社員としてアシスタントで参加します。