日々の業務の中で、小さなことでも「ありがとう! 助かった!」と思うような出来事があると思います。
とある事業所では、それらを目に見える形で共有しています。
この取り組みが始まった経緯を、この事業所の統括に尋ねました。
「今は "守りの仕事"になりがちだ、もっと"攻めの仕事"(=前向きな姿勢で仕事)をしていきたい!」という思いがあったそうです。
このグッドプレイの取り組みが始まったのは、2つの出来事がきっかけでした。
ある日、「あの時のあれはファインプレイでしたよ〜!」という会話を耳にしました。
また別の日の会議にて、普段から不具合などの報告は上がってくるが、良い行いについては全然報告がない、という話をしたところ、「業務日報に書いたらいいのでは?」と意見が。
この業務日報は通常、業務中の報告事項を記入して提出しています。
これを活用すれば、今までの書式を用いたまま、良い行いも吸い上げることができる!
この二つの出来事から、「ファインプレイ」では、「すごく良いこと!」というイメージになってしまうので「グッドプレイ」という名前にし、日頃の「ちょっとした良い行い」を日報に書いてもらうようにしました。
1ヶ月毎にPDFにまとめ、事業所メンバーが閲覧できるようにグループウェアで共有されます。
その場でお礼を言うだけでなく全体にも共有し、「良い行いの連鎖」で、明るく前向きな職場づくりにつながる取り組みではないでしょうか。
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