こだわりの逸品【ポケットライト】

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PAC LIVE Voiceをご覧の皆様こんにちは。今回はこだわりの逸品ということで、舞台の現場で活用している物をご紹介したいと思います。

今回ご紹介するのはこちら!

 

『ポケットライト』です。

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「単三電池を使えるのがいいんですよね。単三電池が」と強調するのは、このライトを10年以上愛用しているのはある事業所のMさんだ。舞台裏は暗いところもあり、本番の暗転中に手元足元を照らすのがこのライト。

―単三電池のライトを使う理由は―

M「ライトを現場で使っているとすぐ電池が無くなってしまうんです。使えなくなるととても不便になるし、現場でも困るんですよね。でも、単三電池はワイヤレスマイクにも使用しているので、音響さんからちょっと貸してもらったり、家庭にもよくあるので重宝しています。コンビニでもどこでも売っていますしね・・・」

―単三電池では光量が物足りなくないですか―

M「たしかに単三電池1本分ではライトの光量は足りないかもしれません。下見の時に舞台から何メートルも高い位置にあるバトンまで照らすこともできません。でも、暗いパッチ盤を照らす、本番中に暗い舞台袖で台本を確認するには充分です」

―ライトには他にどんなタイプがありますか?―

M「下見のときに舞台上からバトンの位置を確認するレベルになると、光量が大きくて指向性の強いものが役に立ちます。現場では頭に付けるタイプを使っている方も見かけます。ライトを持っていると両手が使えないので便利だと思います。一般的にはヘルメットをして、ライトを付けていると炭鉱現場なイメージですけど()

―仕事の内容によって使い分けが必要ってことですね―

M「そうですね。使用する場所や目的によって必要に応じて使い分けをしているようです。舞台の仕事に関わっている人であれば、施設としての備品を使ったり、個人で持っていたりすると思います。100円ショップでも手に入るものから1万円を超える高価なものもあります。最終的には個人の好みになるかと思います。」

―どんなライトがあったらいいですか

M「コロナ禍が続き先行きを見通せないことも多いです。未来をビシッと照らすことができるライトがあったらいいですね。単三電池1本では光量はとても足りませんね。ライトがなくても先行きが明るい世の中になればいいですね」

Mさんに綺麗にまとめられてしまいました。ライトのようなシンプルな物でも意外と細かなこだわりが詰まっていることが分かりました。会社を見渡せば他にもいろいろと社員の数だけ「こだわりの逸品」があるかもしれません。