「仮設足場の組立て等作業従事者特別教育」が始まりました。
2015年7月1日の改正労働安全衛生規則の施行に伴い、
建設業の「足場の組み立て」の墜落防止について仕様が強化されました。
足場の高さに係りなく、足場の組立、解体又は変更の
作業に係わる業務に携わる作業者に求められます。
講師は亀山安全管理室長です。
亀山さんは、中央労働災害防止協会の東京安全衛生教育センターが主催した
特殊教育インストラクター講座「足場の組立て等業務特別教育インストラクターコース」で
2日間に及ぶ講習を修了しました。
冒頭の挨拶で村山社長は、
「この4月より新たに安全管理室を立ち上げました。
安全のことについては、私が言うことよりも、亀山さんの言うことを聴いてほしい」と述べ、
全幅の信頼を寄せています。
現場に従事しなくとも、現場責任者として知らないでは済まされないこともあります。
われわれ舞台業界においても、足場を利用し行う作業は、
美術セットの取り付け・照明機材の取り付け・スピーカーの設置など多岐に渡ります。
万一でも重篤な事故や災害が発生した場合、建設業の事例により罰せられるなど、
監督指導を受けることも考えられます。どこがどのように改正されたのかを知り、
「もしもの事が起こらないよう」、日々の業務に活かすための『特別教育』です。
「事故・災害を防ぐためにはどうするか」と強く意識して、
現場での安全第一の実践が求められていると亀山室長は強調しました。
社員全員が受講し、更なる「安全・安心」の実践をお願いするものです。
受講修了には、このような修了証が配られます。
総評で北内常務は、
「講習は出来たけど、現場で出来るのですか」と現場での実践をあらためて指示しました。
今日まで出来たからと言って、明日も出来るとは限りません。
われわれの商品は技術力です。
その技術力は安全安心に担保されおり、安全衛生活動に終わりはありません。
嫌われてもしつこく毎日毎日継続することが肝です。
安全安心の仕事が出来ない会社には仕事がなくなります。
安全安心には会社の命運が懸かっており、人生も生活も守られているのだとまとめました。
㈱パシフィックアートセンターでは、品質方針にもとづき、
常に安全を最優先し業務にあたっております。