PAC LIVE voiceをご覧の皆さま、はじめまして。
今回は、PACで採用を担当している人材開発部よりお届けします。
日ごとに暑さが加わる今、例年ですと、世の中は新卒採用のシーズンです。
しかし、今年の就職活動は新型コロナウイルスの影響により、企業説明会の中止、企業選考のWeb化等、就活中の方が企業について理解を深めたり、対面で交流を持つ場が激減しています。PACも例外ではなく、今年度の企業説明会は会場開催を断念し、Web上で企業紹介動画を公開することとなりました。
就活生の皆さまと接する機会も少ないまま、PACは6月30日に2021年度新卒採用のエントリー締切を迎えます。そこで、エントリーに際しての不安を少しでも拭えればと、過去に開催された企業説明会で多く寄せられた質問への回答をまとめてみました。
HP・マイナビ2021と合わせてご覧いただければ幸いです。
Q：業界未経験でも、採用に繋がりますか。
A：大丈夫です。未経験で入社となった社員は少なくないので、安心して受験していただければと思います。技術面の知識については、分からないことは先輩に教えてもらい、仕事をしながら覚えていただきます。
Q：就業にあたり、必要な資格などはありますか。
A：必須としている資格はありませんが、照明は電気工事士、音響なら舞台機構調整士などを持っていると、仕事で活躍できる場は増えるかと思います。このような資格は、入社後、会社の金銭支援を受けて取得することもできます。運転免許についても必須ではありません。しかし、就業すると教習所に通う時間の確保が難しくなりますので、運転免許を取りたい方には在学中の取得をお勧めしています。
Q：配属先はどのように決まりますか。
A：採用試験で行われる面接などで、どのような仕事がしたいかなど、ご本人の希望を伺っています。できる限り希望に添いたいと思いますが、人員状況によって会社都合で決まってしまう場合もあります。
Q：働いていくなかで、人事異動はありますか。
A：人事異動はあります。頻度も人によって違います。長年同じホールで勤め、スペシャリストとなるような方もいますし、異動によって様々なホールを経験し幅広い知識を備えていく方もいます。
Q：休日はどのように決まりますか。
A：休館日がない事業所では、事前に希望があれば出していただき、なるべく希望を叶えられるように催事の状況を見ながらシフトを作っています。休館日が決まっている事業所は基本その日が休みとなります。しかし、休館日に他の事業所へ外勤に行くこともあります。
どの場合でも月7日の休みを守るようにしています。
Q：入社前にどんな勉強をしたらいいでしょうか。
A：コンサートだけではなく、演劇やバレエ、映画など、いろいろ見てみると良いと思います。
Q：古典芸能は男性社会というイメージがありますが、女性も活躍できますか。
A：現在は女性の社員も活躍していただいています。歌舞伎などでお客様の前に出て転換する際には、しきたりとして男性のみが行うこととなっていますが、そのほかの機構操作や照明・音響などは女性もいます。
Q：ホール管理として働くために必要なこととは何でしょうか。
A：ホール管理ではお客様との距離が近く、また、講演会からコンサートまで様々な催事が行われるため、臨機応変な対応が求められます。「できない」「やったことがない」を減らしてお客様に寄り添うために、興味の有無に関わらず、様々なものを見聞きしていくことが必要だと思います。
そうして培った知識や経験の引き出しが、いざという時に閃きやお客様に対する提案を生み出してくれますし、とっさにオペレートをしなくてはならない時の自信にも繋がると考えています。
Q：職場の実際の雰囲気を教えてください。
A：ONとOFFがはっきりしている職場だと思います。仕込み～バラシ中はインカムなどでの会話が主で、直接の会話は少ないという事業所もあります。しかし、リハーサル中などに事務所に集まったときなどは先輩たちと雑談もしますし、仕事終わりに一緒に遊びに行くこともあります。
数ある事業所の中では少人数で回しているところもありますが、それはコミュニケーションが取れているからこそできることだと思っています。
いかがだったでしょうか。
現在PACは、マイナビ2021にてエントリーを受付中です。（2020年6月30日 24時締切）
経験問わず、共に感動を支えてくださる仲間を心よりお待ちしております。
㈱パシフィックアートセンターは、劇場、ホールの舞台設備、照明、音響、映像まで舞台技術をトータルサポートする会社です