オンラインにて内定者研修を行いました

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採用担当・人材開発部の取り組みをご紹介いたします!

今回はパシフィックアートセンターの採用担当・人材開発部よりお届けいたします。

 

冬が明け草木が芽吹き始めれば、新卒社員入社の季節がやってきます。

パシフィックアートセンターでは毎年内定者に向けて、入社前に会社のことをより深く知っていただくための様々な早期研修を行っています。
しかし今年は新型コロナウイルスの感染防止のための外出制限などにより、内定者の方々に直接こちらへ出向いていただくことができなくなり、例年通りの内容での研修実施が不可能となってしまいました。

選考も一部オンライン実施、内定式も完全オンラインでの実施。会社の内部に触れる機会が少なく、内定者同士での交流機会も少なく、就業に対して不安を抱えてしまわないだろうか。
そう考えた人材開発部では、交流を兼ねたオンラインでの研修を企画いたしました。

 

第1回は12月。まずは人材開発部と内定者の皆様で行いました。
初めての試みにこちらも少し緊張気味となり、始まりは僅かにぎこちない空気が漂ってしまいました。しかし少しずつ雑談といった形でいろんなお話をし、お互いの趣味や好きなものの話などが出てくるうちに、ちょっとずつ笑顔も生まれてきました。
内定者の方々の普段の姿も垣間見えて、入社していただくのがより楽しみになりました。

難しかったことといえば、お互いが喋り出そうとするタイミングを見計らってつい譲り合ってしまい、たまに沈黙ができてしまうこと。その面についてはオンラインで行う会話の難しさを実感しましたが、第一回は無事終了しました。

第2回は1か月後の1月、技術部会に協力を仰ぎ、現場で働く社員の方々に来て頂いて、舞台・音響・照明の各職種ごとに研修を行いました。

ちなみに「技術部会」とは、舞台・音響・照明の各専門職種に当たっている社員同士の組織です。所属するホールの壁を超えて、より良いサービスの提供のため、専門技術の教育訓練や作業上の安全衛生に関する情報共有などを行っています。


社員には、各々が所属するホールの内観・特色や業務の流れを、写真を交えてお話ししていただきました。プロジェクターの設置準備や資料の印刷が要らない画面共有機能、大助かりです。ちょっとしたゲームを企画してくださった方もいて、例年の早期研修とはまた違った和やかな時間になりました。
普段はあまり聞く機会がない催事の裏側のお話。私個人としても、とても面白く興味深かったです。 こうして第2回も無事終了しました。

 

「例年通り」が不可能となった2020年度は、人との関わりが主である採用業務も、オンラインという新たな試みに踏み出すことを余儀なくされました。
しかしそれが今後の業務に様々な選択肢を増やしてくれたかと思います。オンライン会議システムを利用することによって遠方者でも積極的にコンタクトがとれるようになったり、企業説明会をオンラインで実施することによって会場選びで悩まずに済んだり...。コロナ禍をきっかけとして、より良い形を選べるようになったものもありました。

 

2021年31日からは、2022年度の定期採用の募集も開始しております。
コロナ禍の中でも、より多くの全国の方とお会いする機会が持てるように、2020年度の試行錯誤を生かして、人材開発部も頑張ってまいります!

 


 

㈱パシフィックアートセンターは、劇場、ホールの舞台設備、照明、音響、映像まで舞台技術をトータルサポートする会社です