舞台照明の機材(4) カッタースポット【その4】

  1. TOP
  2. PAC LIVE Voice
  3. 舞台用語集
  4. 舞台照明の機材(4) カッタースポット【その4】

【その2】のレンズ部のところで書きましたが、「カッターズポットは、大きさを変えられない」実は、大きさを変えることができる手段と、大きさを変えられるカッタースポットというのがあります。

543682_n.jpg

 

【その2】のレンズ部のところで書きましたが、

 

「カッターズポットは、大きさを変えられない」

 

実は、大きさを変えることができる手段と、大きさを変えられるカッタースポットというのがあります。

 

1)大きさを変える手段

 

スロットに「アイリス」という器具を入れる。

アイリスを開いた所

SF_IrisOpen.jpg

アイリスを閉じた所

SF_IrisClose.jpg

SF_IrisSet01.jpg SF_IrisSet02.jpg

要は、ネタにまるいサイズの違う穴のネタをを入れるのと同じこと。つまりネタの○のサイズが可変するものです。各メーカーより純正のものが出ていますのでそちらを利用することになります。

光源のサイズは変わらないが、擬似的に小さくできる。ただし、○の場合のみ。ネタのサイズを可変したい場合は度数の違う機材に交換する、もしくはソースフォーなどの場合はレンズの先玉を交換しかありません。

 

2)大きさを変えられるカッタースポット

 

実は大きさを変えられるカッタースポットが存在します。

レンズの位置を変えることによって照射サイズを変えられます。

 

ソースフォーではソースフォーZOOMという名称になります。

他にも同様な機材を出しているメーカーもあります。

レンズの距離を変えることによって大きさなどを変えられます。

 

(ソースフォーZOOM写真もしくは分解図)

 

大きさのサイズは、25-50や15-30など表記され、前者は25°~50°、後者は15°~30°に変えられます。

 

 

技術サービスのページへ移動       TOPへもどる       PAC LIVE Voice TOPへ戻る