7月25日、26日と千葉市美浜文化ホールで自主事業となる美浜こどもまつりが開催されました。
美浜では毎年恒例の夏休みの一大イベントとなっており、中でも、メインホールで行われる「カブトムシの森」は毎回大盛況。今年で9回目を迎えることとなりました。
カブトムシの森とは?
突然ですが、夏と言えばカブトムシですよね。子供時代の夏休みの思い出です。カブトムシの森は、都会の子どもたちに、そんなカブトムシのつかみ取り体験を身近に楽しんで貰おう、と言うのがコンセプトのイベントです。その為になんと、舞台上にカブトムシ小屋を建て、本物の木を立て、その中にカブトムシを放し、文字通り擬似的に"森"を作り上げてしまうのです!
小屋の周りもバレエ用の森ドロップを吊り、照明を当て、音響は山の中の環境音を流し、夏の森の雰囲気作りにも余念はありません。
木々が鬱蒼と覆い茂っています。
写真では分かりづらいですが、なんとこの小屋の中にはカブトムシのオスとメスが、それぞれ100ペア200匹ほど放たれています。色々なところに沢山潜んでいます。最終的には、のべ500ペア1000匹ものカブトムシが放たれていたとか、いないとか......。
PACの人間も、この時ばかりは舞台人であることを忘れ「カブトムシのプロ」になりきって、子どもたちと一緒に楽しみます。カブトムシの捕まえ方のレクチャーから、案内、飼い方などなんでもござれです。報酬はお弁当と子どもたちの笑顔です。
子どもたちは、初めて見るカブトムシに大興奮。恐る恐る触ってみる子もいれば、嬉しそうに捕まえたカブトムシを見せてくれたりなど、皆思い思いに楽しんでいるようでした。一生懸命見つけて捕まえたカブトムシは、オスとメス一匹ずつお持ち帰り頂けます。リピーターの方も多く、去年持ち帰ったカブトムシが卵を産んで、孵りましたーなんて話も。
少し気は早いですが、来年も既に10回目が行われることが決定しております。
公演情報の方も、追って掲載される予定ですので興味のある方は、是非確認をしてみて下さい。
小さなお子様を連れて、一夏の思い出を作りに美浜へ来てみては如何でしょうか。