元々は能舞台の橋掛かり(はしがかり)に由来するという説が定説のようです。
歌舞伎や日本舞踊などで使われるもので、お芝居の内容によって道として使われたり、屋敷の廊下に見立てられたり、空中や水中として扱われることもある、自由な空間です。最近ではコンサートやバレエ、フラメンコやベリーダンスなどの洋舞でも花道を使った演出をされる方も増えています。
花道の突き当たりには鳥屋口(とやぐち)と呼ばれる小さな部屋があり、花道から出演する役者さんのスタンバイ場所となっています。
↑鳥屋口 ↑幕を開けると...
鳥屋口は揚幕(あげまく)と呼ばれる幕で仕切られていて、花道から登場する場合は、この揚幕をチャリンと音を立てて開くことでお客さんに登場しますよという合図にもなっています。
揚幕は主に紺地に各劇場のシンボルマークが白抜きで表されています。
また、揚幕から7分(ぶ)、舞台から3分(ぶ)の場所を七三(しちさん)といい、この場所で一度止まって芝居をするというパターンが多いようです。ここにはすっぽんと呼ばれる機構もありますが、それについてはまた後日解説いたします。
歌舞伎で看板役者が花道から登場して七三で見得を切るなんてとても華やかなイメージですね。