３月２７日から３０日の４日間にわたり、三郷市文化会館にて新人研修会が実施されました。
今年は近所の桜並木は満開を向迎え、早くも散り始めた木々もありました。
「舞台」という環境で働くため、基礎知識と基礎技術を学ぶ事が目的です。
最初は出来なくて当然、不確実なことを明確に理解する機会としています。
また、先輩社員とのコミュニケーションだけではなく、
同期入社の仲間意識を高めコミュニケーションの充実を図る事が大きな目的です。
講師は入社１０年以上の先輩社員たち、
アシスタントはおもに昨年の新人研修会に参加した１年先輩社員たちです。
座学では、舞台人としての心構えからはじまり、
安全衛生講習、電気の基礎講習、舞台構造の理解、
構造見学、専門用語の解説、工具使用の基礎を学びます。
構造見学では、ヘルメットを着用して、
すのこ、ギャラリーほか高所作業などが伴う危険箇所を探訪します。
実技研修では、平台や所作台の持ち方・使い方、所作台の並べ、基礎的なロープワークを学びます。
脚立の使い方、ピアノ移動などを実習します。
昨年入社した先輩社員の復習も兼ねています。
それぞれ配属されないと実感がないかもしれません。
覚えることが多すぎて覚えられない、覚えても忘れるかもしれません。
大丈夫、忘れたらまた覚えればいいのです。
毎日の積み重ねが大事です。
各職種に分かれての実技研修も行われました。
研修３日目の夜には、
新入社員、講師をしている先輩社員、アシスタントの先輩社員も含め
７０人近い人数で懇親会も行われました。
よりいっそうコミュニケーションが深まるひと時です。
配属されると、同期が一同に会することは、なかなかありません。
結束の固い同期のチームワークが出来上がっていました。
今年の参加者は、来年先輩社員としてアシスタントで参加することでしょう。