管理チーム紹介~埼玉会館 「だれもが満足できるように」

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管理チーム紹介~埼玉会館 「だれもが満足できるように」

当社では多くの施設から業務をいただき、施設と利用者の満足のために心を砕いています。一体どんな人たちが働いているのかという声もあり、仕事柄なかなか表には出ることない事業所の社員に「心意気」を聴くことができました。今回は、埼玉会館の当社責任者である大塚さんです。器用ではないかもしれないが、言葉を選びながら説明する姿は真面目さがにじみ出ています。

 

管理チーム紹介埼玉会館1.jpg

 メールチェックをする大塚さん 

 

―――浦和駅西口から徒歩6分の立地にあり、大小のホールを管理しています。ホールの特性、利用者の特性(客層、年齢)、ロケーションの特性を教えてください。

大塚 埼玉県庁から近く、平日は県庁関連の催事、研修会が多く、土日はさいたま市民ほか一般の催事が中心です。平日は土日より年齢の高い客層になります。

大ホールは、客席数は1300席ほどあり、壁面が木製なのが大きな特徴で、反響板を組むと客席とより一体感が増します。バレエ、コンサートもありますが、大掛かりな催事は少ないです。

小ホールは、客席数は500席ほどあり、ピアノ発表会、演奏会が多いです。ゴツゴツした壁面、扇型の客席配置、座席の色は新緑で、森のなかの岩屋にいるような感じです。

 

―――当社は40年以上も継続して契約をいただいています。契約先から求められていること、望まれていることは何ですか。

大塚  とにかく普段から報告、連絡、相談をするようにしています。今までの諸先輩たちが積み上げてきた信頼があるから、今があるのだと思っています。「気をつけろよ」と、そんな先輩たちの慢心を戒める声が聞こえるようです。

当たり前かもしれませんが、お客様との打合せなどでは、出来ないという言葉を使わないようにしています。もし出来ない場合は、なぜ出来ないのか理由を説明して、代替案プランBを提案します。

 

―――そのために、どのようなチームづくりをしているのか、大事にしていることは何ですか。

大塚  私は人見知りなのですが、新入社員、若い社員も多く、催事はじめ、自分から声をかけたりして、何でも言いやすい環境にすることだと思っています。名前を覚えるのが苦手で、たまに間違ってしまうこともあり、笑いながらツッコミをもらい、間違われた社員には悪いのですが、かえって円滑なコミュニケーションになっていると思っています。僕の席も出入り口から一番近く、挨拶などに全員の顔色をうかがうには絶好ですね。

楽をしたいとかでなく、一人で抱え込まない、みんなで共有することを大事にして、働きやすい環境にしたいと思っています。

 

他の事業所へ異動した社員からは、埼玉会館の雰囲気はほんわかしていると言われています。きっと大塚さんの天然キャラのたまものかもしれません。

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実は取材中に聞き耳を立て、ツッコミのタイミングを計っている

 

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「働きやすい環境です」

 

―――事業所のみなさん共通のモチベーションは何ですか。

大塚  お客様の満足です。毎年、隔年でずっと何年も続いている催事もあり、「今年も居てくれて有難う」って言われるとやはり嬉しいですね。今までやってきたことが間違っていなかったと実感します。

 

大塚さんが、モチベーションは何ですかと質問すると、その場でインタビューを聞いていた社員から間髪入れずに回答がきました。「働きやすいです。みんなから大事にされています。それがモチベーションです」と言葉には大塚さんへの感謝の気持ちがあふれていました。