管理チーム紹介~渋谷区文化総合センター大和田 「多様性の街の、多彩な催事に携わるホール」

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管理チーム紹介~渋谷区文化総合センター大和田 「多様性の街の、多彩な催事に携わるホール」

当社は多くの会館・ホールの業務を請け負っております。多くは業務委託として舞台諸設備の維持管理、技術サービスの提供をさせていただいていますが、指定管理者として管理運営をおこなっている施設がいくつかあります。 渋谷区文化総合センター大和田は、そのうちの一つです。 渋谷駅から再開発エリアを抜けてさくら通りを徒歩5分、高台にあるこのホールに常駐する当社メンバーに、日ごろの業務にかける思いを聞いてきました。

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左から:永尾さん(統括責任者) 藤本さん(スタッフリーダー) 羽柴さん(音響技術スタッフ) 真板さん(照明技術スタッフ) 熊本さん(照明技術スタッフ)

 

 

―――この施設の特徴を教えてください

藤本 渋谷区の複合施設で、さくらホールと伝承ホールの大小2つのホールがあります。当社はホール以外に展示ギャラリー、多目的アリーナ、学習室の管理も担当しています。公会堂(LINE CUBE SHIBUYA)の利用者はコンサート等の制作会社が中心なのに対して、大和田の利用者は約7割が渋谷区民または渋谷区の法人です。

藤原 私は以前、埼玉会館に勤務していましたが、こちらに異動になって「幅広く、色々な催事があるんだな」と感じました。催事のジャンルも多彩ですし、乗り込み業者が来る催事もあれば、ホールで請ける催事もあり、本当に色々です。雰囲気も、埼玉会館はほんわかしているのに対して、渋谷はきちっとしているというか、都会的な印象です。

大和田事業所紹介3.jpg 左:藤原さん(舞台技術スタッフ)

永尾 渋谷は街そのものがブランドと言われています。また、渋谷区は「違いを力に」をキャッチフレーズにしていて、外国人の方も多く、色々な人々が入り組んでいて、この施設も実に様々な方が利用されています。公会堂とは位置づけが明確に異なり、地域のためのホールです。

真板 印象としては市民会館と公民館の間ですかね。利用者の方の借り方、催事の種類も、市民会館よりは公民館に近い感じがします。

羽柴 ちょっと広くておしゃれな公民館(笑)

大和田事業所紹介4.jpg

 

―――チームとして、どんなことを大事にしていますか

藤本 利用者が多彩なので、一定の基準になんでも当てはめてしまうのではなく、臨機応変に対応することを心掛けています。

永尾 まずは接遇ですね。渋谷区にご迷惑をおかけしないよう、相手に合わせた対話ができることが大事です。

真板 今の技術チームは、舞台・照明・音響みんなベテランと若手で構成されています。ベテラン組の自分としては、若手が今後牽引していけるように若手のやり方を尊重すると同時に、PACのこれまでの歴史を引き継いでいってもらうことを心がけてます。

熊本 自分も含めて、照明は元々技術志向が強いメンバーが集まっているのですが、管理業務を大事にしています。ここではオペレート技術と管理の両方が求められますし、これから先、管理の重要性が厳しく求められるようになってくると思ってます。

―――チームワークを高めるために何かしていることはありますか

藤本 ・・・特にしてないですねえ。たまの飲み会でしょうか。

真板 それだって最近してないです。

藤本 前が多すぎだったんだよ(苦笑)

羽柴 チームワークのために、ホウレンソウを大事にしてます。

藤本 チームワークは、年々固まっているのを実感します。阿吽の呼吸のような。作業手順確認の打合せなども、以前は声をかけないと集まらなかったのが、最近は仕込み図を片手に自然に集まるようになっていて、すごいなと思ったことがありました。

―――そんな皆さんを支えているモチベーションを教えてください

藤本 では若手から。羽柴さんのモチベーションは?なんで頑張れてる?

羽柴 頑張れてるのは楽しいから、です。藤本さんのモチベーションは何ですか?

藤本 指定管理者なので、改善や工夫を全部自分たち発信でしなくてはなりません。その分、自分のアイディアや意見がそのまま改善に繋がることが、やりがいになっています。

真板 ここは稼働率がとても高く、なおかつリピーターが多いので、1つの催事の経験を、次回の催事で工夫して、また次で工夫してというサイクルが早いんです。そうするうちに前の催事ではできなかったことが、だんだんできるようになってくるのが面白いです。

羽柴 確かに次回に向けて頑張ってって言われると、それにまでにできるようにしなきゃなって思いますね。前は利用者のご要望に「えっ?無理でしょ?」と思ったことにも、最近は驚かなくなったこともあります。

熊本 若手は成長を実感しやすいでしょうね。

永尾 稼働率が高いのは、立地がよくて利用料金が低めということもあるのでしょうが、「ここでしかやりたくない」とおっしゃってくださる利用者も多いです。

 

インタビューの後に、仕事の様子も見せてもらいました。  

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本番中の瀬戸山さん(照明)

 

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本番中の齋藤さん(音響)

 

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備品を修繕する羽柴さん(音響)