管理チーム紹介~虎ノ門ヒルズフォーラム「ホテルライクなサービスを支える抜群のチームワーク」

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管理チーム紹介~虎ノ門ヒルズフォーラム「ホテルライクなサービスを支える抜群のチームワーク」

当社は会館・ホールの舞台管理業務を請け負っておりますが、演劇専用の劇場、音楽ホール、プロセニアムアーチを備えた多目的ホール、フラットスペースのカンファレンス型ホール等、非常にバラエティに富んでいます。 2014年にオープンした虎ノ門ヒルズフォーラムは、カンファレンス型の代表的なホールの一つです。 昨今注目を集める虎ノ門・新橋エリアのランドマークに常駐する当社メンバーに、日ごろの業務にかける思いを聞いてきました。

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虎ノ門ヒルズフォーラムメンバー。左端:スタッフリーダー

 

―――この施設の特徴を教えてください

虎ノ門ヒルズフォーラムは、虎ノ門ヒルズ森タワー5F・4Fにあるカンファレンス施設です。メインホール、ホールA、ホールBの照明・音響のテクニカルスタッフをPACで担当させていただいています。オフィス街にありますのでご利用になるお客様も企業の方がほとんどです。IT系、ベンチャー系、製薬会社などの方々がよく利用されています。おこなわれる催事はセミナー、学会、プレス向けの発表会、企業イベントが多いです。

ホスピタリティがこの施設の重要な方針なので、契約先様からは技術面だけでなくホテルライクの接遇を求められています。

―――接遇面ではご利用者様に対して、どのようなことに気を付けているのですか

なるべく丁寧な言葉遣いをするのは当然ですが、簡潔にご説明することを心がけています。私たちでオペレートせず、設備をセッティングして貸し出しする催事もあるのですが、そういうときは舞台専門用語を使わないようにして、一般のご利用者様でも分る言葉に全て置き換えます。例えば「フェーダー」といった私たち技術者なら普通に使っている言葉も「ボリューム」と言い換えるなどの工夫をしています。

技術サービス面で言うと、仕込み方の見栄えは気にしていますね。ケーブルの這わせ方、躓かないように床面を養生するときの処理の仕方などは、他の現場の方からは少し過剰かと思われる程に徹底しています。

―――チームとして、どんなことを大事にしていますか

休みはきっちりとることです。虎ノ門ヒルズフォーラムは24時間貸し出しをしているため、深夜に仕込みがあることが多く、体調管理が非常に大事ですので。

もうひとつはチームワークです。照明スタッフは照明のこと、音響スタッフは音響のことだけをするのではなく、お互いに手助けしています。マイクの本数が多いときであれば照明スタッフもマイクのバラシを手伝ったり、LEDライトの多いときであれば音響スタッフもバラシを手伝います。

―――チームワークの源はなんでしょう

みんな元々仲がいいんだと思います。メンバーの中には、仕事帰りや、休みの日にも一緒に遊んだり飲みに行ったりする人たちもいます。催事案件のない日は、メンバーみんなで一緒に昼ご飯に行くなど、コミュニケーションの時間はとるようにしています。

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よく行く中華料理の「味仙」(店舗公式HPより)

 

―――そんな皆さんを支えているモチベーションを教えてください

個々の裁量に任されている実感がとてもあります。担当する催事案件では、仕事の進め方、時間配分など、全て自分次第。担当する案件が終わればすぐ帰る。上司を待つようなことはありません。待機時間には音響技術や理論について自分で学習することもできます。

私たちが配属される前に、エリアマネージャーを中心に「自分で考えてやれ」という職場文化が既に形成されていて、今に引き継がれているのだと思います。

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右端:エリアマネージャー

 

―――虎ノ門ヒルズフォーラムに配属されてよかったと思うことはありますか

ここにいる方々が皆さんいいひとなんです。PACだけでなく、虎ノ門ヒルズフォーラムの営業さん、コーディネーターさんを始め、本当にいいひとばかりで。 仕事に関しては、音響の若手二人の成長ですね。照明にも興味をもって積極的にやってくれていることですとか、初めはエリアマネージャーがサポートしないといけなかったのが配属1年で既にいろいろ一人でできるようになってきてるのが嬉しいです。そこはたぶん、個人の裁量に任される分、やらなければいけないシチュエーションが成長させているのだと思います。