
パシフィックアートセンターでは、社員が仕事と私生活を両立させ、
働き続けることを支援するために、多様な勤務形態の制度および金銭的支援に関する制度があります。
今回は育児に関する制度を利用する社員の声を紹介します。
育児休業を取得した社員を対象に情報交換やコミュニケーションを目的として不定期で座談会を開いています。
今回は10名の参加者からお話を聞くことが出来ました。
その中で様々な情報交換を行い、働き方や子育てのコツなどを共有しています。
――復職してみて大変だったことは?想像と実際が違ったことはありますか?
「復職したばかりの頃(子供が小さかった頃)は、子供が急に発熱するなど、仕事の途中でも帰宅しなければいけないことがあって、利用している『バランス勤務制度※①』では、1ヶ月12日の公休があるので、有休を使わなく済んだ」
「私の所属する事業所は、催事に合わせて始業時間が決まりので、毎日の勤務時間はばらばらです。現場に合わせて時間調整をしていますけど、保育園のお迎えなどがあると催事の最初から最後まで立ち会えないもどかしさがありますね」
「復職してから体力が無くなったなと感じました。以前はもっと動けてたのにな・・・というのはあります」
「仕事をしていても、育児のことが気になってしまう。子供の体調が悪そうな時、どのタイミングで上長に相談するのかをずっと悩んでいます」
――皆さんはどのタイミングで上長に相談していますか?
「前夜に子供の様子が怪しかったら、翌朝ではなく前夜のうちに連絡を入れておきます」
「ひとまず保育園へ連れて行って、今日は保育園から呼び出しがあるかもしれませんと報告しておきますね。でもいつも呼び出しがなくて・・・上司からは「今日ダメかも詐欺」って思われているかと(笑)」
「今日ダメかも・・・は私もよく使います!」
「それはいいですね。参考になりました。私も使ってみたいと思います」
――皆さんは現場でどんな働き方をしていますか?
「私の事業所は大人数の体制なので、1人~2人抜けてしまうということはよくあることなので、なんとかなっています。周囲も理解してくれていて子供関連で嫌な思いをしたことは一度も無いですね」
――逆に人数の少ない事業所はどんな感じですか?
「短い時間の催事であれば1人で担当することもあるけど、基本的には0.5人のような感じで働いています。休むことにも周囲の理解があります」
――人数が少ないと休みを取りにくいとかありますか?
「休みを取りにくいですが、言いにくいけど、言うしかないし・・・同じ事業所には子供がいる男性社員も多く、『仕様がないよね』とて言ってくれたり、理解があり助かりました」
――他の事業所はどうですか?
「私は『時短勤務※②』を利用しています。事業所にはホールと会議室があり、会議室担当として9時~15時まで働いています。ホールと会議室で相互のサポートで、休みは取りやすいです。どうしても休めないときは、夫に休んでもらって急な子供の対応をお願いしたりしました」
「担当催事があるときは、シフトを調整して交代要員を用意していただき、保育園などからの急な呼び出しがあっても、交代できるようにしてくれています」
――病児保育を利用していますか?どういうときに利用していいのか分からなくて・・・
「私は病児保育をかなり利用していましたよ。保育園の頃でしたが、子供の調子が悪かったら、朝に電話をかけて預かってもらったり、休日保育も同じように受付開始時間に電話をしてお願いしてました」
――他にありますか?
「『時短勤務』を利用しています。仕事内容はあまり変わりが無くて、オペレートすることはしなくなりましたが、交代要員であったり事前準備だったり、みんなをサポートするような感じで働いています。現場も行けるときは行く感じで、無理強いされることはないですね」
「遅番の出勤も相談の上で決めてもらっているので、産休前と変わったという感じはしてありません」
「私は10時~16時で働いています。復職したての頃は、周囲より遅く来て、早く帰るのが心苦しかったですけど、そうも言ってられなくて自分しか子供のことを見れないので最近は割り切って帰らせてもらおうと思っています」
――そうですよね。仕事の代わりはいても親の代わりはいないですもんね。
「産む前は早く仕事に復帰して、現場頑張りたいなと思っていたんですけど、子供の成長には今の時期しか見られないっていうのがあって、子供と一緒にいる時間も大切だなと感じています」
※①バランス勤務制度 |
※②時短勤務 社員の育児・介護休業、子の看護休暇、介護休暇、育児のための所定外労働の免除、育児・介護のための時間外労働及び深夜業の制限並びに育児・介護短時間勤務等に関する取扱いについて定めたもの。 |
今回の座談会には参加できなかった育児休業を取得した社員もいます。
①②の他にも、病児保育補助③、訪問型保育および一時保育施設利用補助制度④があり、それぞれ利用されています。
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※④訪問型保育および一時保育施設利用補助制度 訪問型保育とは、ベビーシッター、キッズシッター等、保育士が保育施設以外の場所で保育するサービス。保育施設への送迎、保育施設の時間外保育などに利用し、その日のフルタイム勤務を可能にできる。一時保育施設を利用する場合、訪問型保育利用額と同額を会社が補助する。訪問型保育利用補助制度と組み合わせて利用できる |
如何だったでしょうか。
パシフィックアートセンターでは会社設立初めて女性社員数が男性社員数を上回りました。育児・子育ての他にも社員のワークライフバランスを考え、社員がより働きやすくチカラを発揮するためのサポートも増えています。
㈱パシフィックアートセンターでは、では、品質方針にもとづき、 常に安全を最優先し業務にあたっております。