音響部会ワークショップ「ピアノへのマイキング、その音の違いと注意点」が開催されました

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PACでは、舞台部会・照明部会・音響部会と、それぞれの部会が定期的に社員向けにワークショップを開催しています。

PACでは、舞台部会・照明部会・音響部会と、それぞれの部会が定期的に社員向けにワークショップを開催しています。今回は音響部会主催のワークショップ「ピアノへのマイキング、その音の違いと注意点」へお邪魔しました。

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ステージ上にYAMAHAのピアノが1台。スピーカーが仮設されており、色々な種類のマイクが用意されています。

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まず始めにピアノの生音を聞きましょうとのことで、参加者皆でピアノを囲んでいる所です。

楽器のどの部分からどのような音が出ているのか、知ることが大切なのですね。

 

そしてマイクを立てて聞き比べ。

今回用意されていたマイクは、SM-57、C414、C451B、C480B、DPA4099、山彦などでした。

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参加者は若手から中堅まで幅広く参加していましたが、(ベテランの方は主に教える方で参加されていました)皆熱心に耳をすませて音を聞いていました。

さらにいくつかのマイクを組み合わせて使う時の工夫や、「山彦」というピックアップマイクの扱い方などの説明がありました。

質疑応答では実際音響の業務を行っていく中での疑問点などがいくつか上がり、そのような意味でも有意義な時間だったようです。

ワークショップ終了後、参加者のお一人に話を聞きました。

参加者「普段これだけの種類のマイクを揃えて聞き比べをすることは中々出来ないので、この機会に音を聴けて良かったです。今度自分が所属するホールでピアノ拡声がある時に、マイク選びの参考にしたいと思います。」

 

音響さんは普段このようにして色んなマイクの音や色んな楽器、ジャンルの音などを聴いて日常の業務に役立てているのですね。音の違いに耳をすませる様子が印象的でした。

以上、音響部会ワークショップ「ピアノへのマイキング、その音の違いと注意点」の様子をお届け致しました。

 


 

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