PAC舞台部会主催で開催されたワークショップ、「バレエ発表会セミナー」についてレポートします。
セミナーは3部構成で行われバレエの歴史や用語解説や基本的な踊りから始まり、舞台監督の仕事の講習があり、セミナーの最後には会場参加者によるキュー(合図)出し体験など盛り沢山の内容になっていました。
バレエの歴史ではルイ14世やチャイコフスキーと有名な人から、ジャン=ジョルジュ・ノヴェール、マリウス・プティパなどのバレエの歴史を作ってきた人に関するお話しがありました。
用語解説ではレヴェランス(お辞儀のこと)やヴァリエーション(ソロ)、パ・ド・ドゥ(2人の踊り)などの解説がありました。
バレエの現場ではよく聞く用語やあまり聞いたことがないものもあり勉強になりました。
舞台監督の仕事については受注から本番までの流れや必要な書類などの説明がありました。
キュー出し体験では映像に合わせて会場参加者がキューを出す体験をしました。
まず講師がお手本を見せてから順番に1人ずつキュー出しを行いました。
会場参加者数名で行いましたが、zoomで配信されていることもあり、参加者も程よい緊張感をもって体験を行えたのは良い経験になったと思いました。
セミナー全体を通して、バレエの用語やストーリーなど知らないことが沢山ありました。
今後バレエの現場に携わっていく自分にとって、前知識として用語やストーリーを知っておくと気持ちが楽になったので、コロナ禍の今にこの講習を受けることが出来たのはとても良かったです。
zoomでの参加者からも、今回のセミナーは勉強になったという声や、次回があればぜひ参加したいという声があり、今回のセミナーは大変好評だったようです。
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