
現在パシフィックアートセンターでは、
国立劇場などの古典の劇場をはじめ、埼玉会館や森のホール21などの多目的ホールにおいて、
舞台技術サービスを提供しています。
国際会議、学術集会、セミナー、シンポジウム等が行われる
東京国際フォーラム、パシフィコ横浜、虎ノ門ヒルズフォーラムといった、
コンベンションセンター、MICE施設、カンファレンスセンターなどにも、
舞台技術サービスを提供しています。
業務内容は各ホールによって多岐にわたり、
音響・照明等のテクニカルスタッフがスーツを着てオペレートを行うホールもあります。
技術サービスを提供する際には、
「技術力」だけではなく「接客力」も重要になってきます。
主催者へ機材の使い方などを説明する際の言葉遣い、
進行の内容や演出のタイミングなどを確認する際の丁寧な対応など、
イベントに適した接客を行うことを心がけています。
テクニカルスタッフは、
講演者が話すマイクの音、ステージや演台への照明スポットライト等、
客席に主催者の意図がより伝わるように、
主催者からアドバイスを求められることもあります。
「客席の明るさはどのくらいがいいと思いますか?」
「質疑応答用のマイクは何本くらいあれば足りるでしょうか?」
「前年以上にご来場の方の目を引く演出を行いたいが何かいいアイディアはありますか?」
という相談もあります。
イベントによってテクニカルスタッフに求められることは様々です。
「照明は何色がいい」「音楽で賑やかな雰囲気を出したい」「こういった演出をしたい」
ムービングライトを使った演出や、バンドのPA(拡声)を依頼されることもあります。
ホールによって条件があるなかで、
主催者の要望や相談に対して可能な限り技術的な側面からサポートするために、
テクニカルスタッフが存在していると考えています。
ホテルのフロントマン、レストランのサービスマン、旅客機の客室乗務員といえば接客のプロです。
テクニカルスタッフもプロとして、
お客様の要望や「こうやりたい!」を聞き出す「接客力」、
それに応えられる「技術力」が同時に求められています。
㈱パシフィックアートセンターは、劇場、ホールの舞台設備、照明、音響、映像まで舞台技術をトータルサポートする会社です