音響部会ワークショップ「三点吊りマイク及びエアマイクの使用方法を学ぶ」が行われました

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去る1月27日、川口リリア音楽ホールにて、PAC音響部会主催のワークショップ「三点吊りマイク及びエアマイクの使用方法を学ぶ」が行われました。
PACでは、舞台部会・照明部会・音響部会とそれぞれの部会が社員向けのワークショップを定期的に行っています。
こちらの記事では音響部会主催のワークショップの様子をお届けします。

今回のワークショップは前回行われた音響部会全体会に於いて三点吊りマイクやエアマイクの運用に関しての疑問点がいくつかあげられたことを受けて開催されました。

ホールの特性や状況をふまえたマイクセッティングが出来るようになりましょう、と議長のお言葉があり、その後今回聴き比べをするマイクの説明。

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三点吊り装置に最初のマイクを吊り

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前回のワークショップでもありました、"まず生音を聴きましょう"のコーナー。定番にありつつあります。

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ピアノを弾ける社員が順番に弾いてくれました。

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参加者がホール内の音を聴いてまわります。どの場所でどんな風に音が聴こえるか。響きなどを確認します。

生音を確認した所で、早速マイクの聴き比べの開始です。

ヘッドホンが10個用意され、何チームかに分かれて参加者全員が音を聴けるように準備されていました。

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ステレオマイクにはいくつかの方式があり、それぞれ別のマイクを使い聴き比べを行います。

MS方式ではノイマンのSM69、AB方式はB&K4006、XY方式とNOS方式でショップス55U、ORTF方式でショップスのMSTC64が用意されています。

ステレオマイクに関して詳しくはこちらのリンクをご覧ください
PAC LIVE Voice 「ステレオマイク」

 

三点吊りマイクを吊る際どういうことに注意しましょう、というお話がありましたが、こちらは企業秘密です。

 

それでは最後に音響さんが三点吊りのステレオマイクを、手を叩く音でチェックする珍しい動画を撮影しましたので、興味のある方はご覧ください。

(議長さん、下手側で何に足を引っ掛けたのですか...??)

 


 

㈱パシフィックアートセンターは、劇場、ホールの舞台設備、照明、音響、映像まで舞台技術をトータルサポートする会社です