キャリアストーリーVol.01
役者志望から、舞台をつくる“照明”へ

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PACでは年齢・性別・学歴・職歴に縛られず様々な人が働いています。
1人ひとりのバックグラウンドは違っても、想いはひとつ。「舞台を通じて、お客様を笑顔にしたい」
その想いを胸に、PAC社員が描くキャリアストーリーをご紹介します。

■プロフィール
佐藤 咲さん
2016年入社 照明担当
米国の大学で演劇の勉強をしたのち、帰国後入社。
技術サービスを志望。

■職歴
三郷機材センター
新橋演舞場

※2020年1月当時の情報です。

照明をゼロから学びながら喜びを見つける

ピンフォローの様子

「今の決まった!」。これは、4年目の佐藤咲さんが、ある舞台のピンフォローを担当している時に心の中で上げた声だ。照明は明かりの色や強さ、タイミング、作品への理解度が求められる。それらがハマると、心の中で声を上げる。

最初の配属は三郷機材センター。機材の積み込みや先輩について現場を回る日々。「基礎知識はありませんでしたが、同期より早く仕事に慣れることができたのは良かった」と話す。そして新橋演舞場へ異動。毎月稽古と本番があり、成長速度はグッと上がる。

プロの舞台を支えながら成長

シーンによっては2本同時にピンフォローすることもある

「最初は先輩に横についていただき、「小さくしろ」「暗くしろ」と 細かく指示をいただきながら学んでいきました。半年くらいかかって、やっとピンフォローを振るということがどういうことなのかが分かってきて、少しずつ任せていただけるようになりました。毎月稽古と本番があることで、成長スピードは早いです。また、著名な照明プランナーのもとで明かりづくりをすることも多く、学ぶことがたくさんありすぎるくらいです」

舞台そのものをつくる照明プランナーを目指して

将来は、ダンスやミュージカルなど、幅広く照明の仕事をしていきたいと話す佐藤さん。大学の講義で感じた、演じることよりも作品をつくるほうが楽しいという思いを胸に、照明という仕事を通じて舞台全体をつくる人になりたいという。「知識や経験がしっかり身に付いた上で自分の現場を持ち、その先の目標である照明プランナーとして責任ある仕事ができるようになりたい」と話す。

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